私が所属する生産管理部では、お客様の注文に対し、どのように生産するかの計画を立案し、生産体制を整え、お客様へ納品するまでを管理する業務を行っています。「調達」、「生産」、「販売（出荷）」の３つの工程があり、その全ての工程を管理します。具体的には、立案した生産計画を基に、必要となる部材の調達、製造現場への生産指示、生産進捗確認、在庫管理、納期調整、出荷確認・・等の業務を行います。常に納期と向き合う仕事であり、多くの関連部署と関わる為、瞬発力とコミュニケーション力が求められます。

各関係部署と連携し、無事に納品できた時はやりがいがあります。受注から納品まで、工場としての工程全体を管理する為、責任は大きいです。いわば「工場の司令塔」として営業部門と調整を行いながら、工場側の各関係部署（製造、技術スタッフ等）を動かします。お客様から緊急出荷依頼があれば、製造と調整して急遽生産計画を変更したり、品質トラブルが発生したら技術部門と連携して納品が遅れないように調整しなければなりません。
「お客様の納期通りに納品する」というミッションと常に向き合いながら、工場内を日々奔走しています。

日々の生産活動にトラブルはつきもので、いつどこで発生するか分かりません。品質、設備、輸送トラブル等・・・。しかしどんなにピンチな状況にあっても、お客様納期は絶対です。そういう意味では、日々の業務がピンチと隣り合わせであり、毎日が印象的と言えるのかもしれません。ある時には、通常出荷では納品が間に合わず、自ら製品をハンドキャリーしてお客様へ直接納品に行く事もあります。ピンチを乗り越える度に、関係部署との迅速な連携がいかに重要かという事と、その為には日頃のコミュニケーションがいかに大切だという事を再認識できます。

自動車業界は今後もグローバル化が拡大していくことが予想されます。お客様、サプライヤ、協力会社もますます海外進出を進展しており、私たちを取り巻く環境は急速に変化しています。現在は国内顧客向けの業務をメインで担当していますが、今後は世界に視野を広げ、海外工場や協力会社等とメインで関われるような業務にも積極的に携わっていきたいと考えています。その為にも、当面は語学力UPに日々励んでいきたいと思います。

私が勤務している三重工場周辺は、自然に囲まれのどかな風景が広がっていますが、それに負けず劣らず「温厚でおっとり」した人が多い気がします。職場は三重特有の柔らかい関西弁のような方言が飛び交っており、更に「おっとり感」があります。部署の違いによって雰囲気が全く違うという事も無く、部署間のコミュニケーションも活発で皆和気藹々としています。週末は部署対向ゴルフコンペ等を開催することもあり、いっそう連携間を強めています。この日頃のコミュニケーションが、チームで仕事を進める上で役立っていると感じています。

効率的で質の良い仕事を行う為には、何より「心身共に健康」であることが大切です。その為には適正なワークライフバランスを整えることが重要だと思っています。その基本的な考え方をベースに、ワークライフバランス充実に向けた取り組み（一斉定時退社日の設定、誕生日は会社が休み…等）がしっかり出来ていると思います。私は、定時退社の日を利用して、ゴルフ練習やジムでのトレーニングで汗を流すようにしています。適度な運動は気持ちがよくリフレッシュ出来るので、明日からの仕事への活力にも繋がっています。